iwa's orienteering

アナリシス置き場

A藪OLCの2018年

この投稿は、「オリエンテーリング Advent Calender 2018」4日目の記事となります。

adventar.org

 

はじめましての人ははじめまして、A藪OLCのiwaです。
普段はこのブログではレースのアナリシスを書いていますが、今回はAdvent Calender(裏)の一枠をお借りして少しA藪OLCの活動を紹介させて頂きます。

 

 


ところで皆さんは「A藪OLC」をご存知ですか?
もちろん正式な地域クラブではありません。有志(一人)による、A藪好きが集まる団体(一人)です。

 

twitter.com

www.instagram.com

 

各地のA藪を撮ってきてTwitterinstagramに投稿したり、Twitterのタイムラインに流れるA藪を敏感に察知してリツイートしたりしています。
2017年の6月に活動を開始してから52か所(うち提供21件)のA藪を投稿してきました。


A藪の紹介がてらもう12月、2018年も終わりということで今年訪れたA藪を画像とともに振り返っていきたいと思います。

 

 

 

猿投山(愛知県豊田市)

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 この猿投山は、整備された林が非常に綺麗でした。

 

 

名古屋市政資料館

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桜が綺麗に咲いていますが、A藪を撮ったつもりです。

 

 

伊勢神宮内宮

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神社仏閣の境内の林は手入れが行き届いているので、綺麗な林を撮るには適しています。

 

 

根の上高原(岐阜県)

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根の上高原大会のついでに撮影しました。これまでとは比べ物にならないほどの綺麗な林です。A藪を堪能するためだけに参加したような大会でした。

 

 

明智城跡(岐阜県)

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多度山(三重県)

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猿投山と同じように、整備された林が綺麗でした。

 

 

平安古の松原(山口県)

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爽快な松林です。平安古と書いてびゃこと読みます。

 

 

北潟湖畔公園(福井県)

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全日本リレー前日イベントのテレインでのA藪です。

 

 

 

 

これらの写真の他にも、多くのA藪ファンの皆さんからのA藪の提供により、今年も沢山のA藪で皆さんを爽快な気分にさせることが出来ました。ありがとうございました。

既にA藪OLCを知っていた方もそうでない方も、各地の綺麗な林で感動した際には是非A藪OLCにお寄せ下さい。普段は意識することのない林にも、実は素晴らしいA藪が秘められているかもしれません。

 

 

拙い文章でしたが、閲覧していただきありがとうございました。

 

 

 

12/02 名古屋パークO第2戦@新舞子マリンパーク

ニューテレインということで、走力勝負のテレインではあるが事前にそれなりの対策をして臨んだ。コース回しの予想が大体合っていたこともあり、走りに意識を集中させることができた。


ルートチョイスのあるレッグだけ。


1-2 3択のルートチョイスがあるレッグだが、迷わずBのルートを選んだ。Aが最も距離が短く、Cは3つの中では最も距離が長い。

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6-7 事前に予想できた2択のルートチョイスだが、Aは距離は短いものの階段の減速があると考えBを選んだ。実際に距離を測ってみると距離もBの方が短い。

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全体的には走力勝負でありながら、ところどころ面白いルートチョイスがあるレッグが組まれていたりした楽しいコースだった。

 

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11/25 東海学連ミドルセレ@関ヶ原古戦場

S-1 コンタリングしつつ、植生界のある白い沢に出たら落ちるプラン。

1-2 2手前の細く緩やかな尾根と急斜の間の傾斜変換がチェックポイント。それだけでは明確なアタックが出来ないと思い岩から直進した。

2-3 コンタリングしつつ、大きい沢に当たったところで北に登るプラン。この間に先読み出来なかった。

3-4 4の尾根とは違う尾根に入ってしまったが、登っていることに気づきすぐに修正できた。

5-6 尾根上を伝うルートも考えたが、藪やチェックポイントの多さで減速することを考えレッグ線に沿うルートを選んだ。

7-8 直登ルートも見えたが、コンタルートもそこまで登りがかさばらないと考えコンタルートを選んだ。チェックポイントが多く、何度も減速してしまった。目の前のフラッグにつられ、ここで1分のミス。

9-10 なるべく等距離を抑えることを考えた。チェックポイントで慎重になりすぎて減速してしまった。

10-11  直進。若干手前の沢に流された。疲労でスピードを上げられなかった。

 

ミスは少ないものの、前日の疲れからかスピード感の無いレースだった。

 

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11/18 京大京女大会@秘境の森・平野

最近はミスの多いレースが続いていたので、高難度のテレインでの慎重で丁寧なオリエンテーリングを心掛けた。全日本ミドルの時とは違い上手く集中を保つことが出来、久しぶりに満足のいくレース展開となった。

 

 

S-1 初めからチェックポイントをしっかり定めないと簡単にミスしてしまうレッグで少し動揺したが、時間を掛けてでも地図と現地と進行方向の確認に集中した。

 

1-2 尾根をチェックポイントにしたが、藪で減速してしまう。

 

2-3 源内峠の時のように、尾根線の分岐ごとにしっかり方向を確認して慎重に進んだ。地図上でも現地でも道が見づらかった。

 

3-4 2-3同様慎重に進んだ。

 

4-5 道の曲がりから直進。

 

5-6 植生界-鞍部-土塁-鞍部の順にコンパスを振りながら進んだ。鞍部が分かりやすくここではスピードを出せた。

 

6-7 違う方向の尾根にあるポストにつられてしまったが、すぐに気づいたので最小限のミス。番号確認大事。

 

7-8 沢を下るだけだが少し時間を掛け過ぎてしまった。尾根辿りとのペースの切り替えが遅く、スピードが出なかった。

 

8-9 終盤のこういったレッグで全日本ミドルは失敗しているのでまだ気を抜かないと言い聞かせしっかりコンパスを振り鞍部を確認した。8の側からは見えない、奥にある鞍部だとしっかり認識できた。

 

(京大京女大会ルートガジェットより)

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11/4 全日本リレー@あわら迷図

S-1 1走ということで大集団になっていたが、その中でスピードを上げて前に出ることが出来なかった。手前のコントロールにつられてしまったが、冷静に対処出来たため最小限のミスで済んだ。

2-3 ここで再び先頭集団を50mほど先に捉えた。しかし、不安定な道のこなしやその後のやや難度の高いレッグで離されてしまった。

5-6 先頭を200m程先に捉えていたが、またしても藪で減速してしまいここでも離されてしまう。直進がずれ、20秒程度のミス。

8-9 長く足場の悪い沢で走ることが出来ず、大きく置いて行かれてしまった。

 

フィジカルが上位の集団に及ばす差をつけられてしまい、目標とは程遠い順位でチェンジオーバーすることとなった不甲斐ないレースだったが、リレー時に気を付けるべきことをしっかり意識して走ることができた。

 

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10/28 全日本ミドル@板小屋林道

S-1 コンパス振りながらピーク→傾斜変換→沢と繋いだ。地形の分かりやすいラインをしっかり抑えられた。

1-2 水系を辿り、大きいピークから沢へ入った。

3-4 1つ目の大きなミス。道からのプランが出来ておらずオーバーランしてしまった。ここで追いついたランナーに離されてしまった。

4-7 ここでスピードを上げることを意識したことでこの比較的簡単な区間ではいいタイムが残せている。

7-8 最大のミスレッグ。ルート中盤の傾斜変換のある沢から8までピークを繋ぐプランだったが、ここで逸れてしまった。道に出たもののどこの道なのかはっきりせず、偶然近くの切通しを見つけられたという内容。
ピークにしてはやけに低くて小さめだと異変には気付いていたのでもう少し早く修正できれば良かった。

9-10 凹地、沢を見ながら直進。

12-13 会場周りで油断してしまい、あまり地図を読めていなかった。

 

ひどいレース内容だったが、はじめてこのテレインに入ってとても良い経験になった。

 

 

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10/14 愛知スポレク@愛知こどもの国 

愛知スポレクのロングレッグ(134→137)について考察してみた
(MA、WA、M50、M35、M18、M15共通)

mulka2.com


直線でも約1200mある、いかにもルートチョイスがありそうなロングレッグだが、筆者はレース中ルートチョイスのない西と東を繋ぐレッグだと思っていたしまさか園外を走るとは思わなかった。先入観怖い。
③が実際に通ったルートで、②の方が登距離も抑えられるし、測れば距離も③より短い。青破線はさらに距離を抑えられるもののナビゲーションしなければならない分減速してしまいそう。
③と②を比較した時点では②がベストルートだろうと見当がつくのだが、レース後の反省で①のトンネルを抜けるルートを見つけた人がいた。
これは①がベストルートだろうと思ったのだが、②の方がより登距離は抑えられるし、距離もさほど変わらない。ベストルートが分からない...

なんと面白いルートチョイスだろう。


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10/13 愛知県競技力強化事業@道根往還

全日本リレーに向けた愛知県選手団のための練習会。コースは3人リレーの実践練習。リレーに特化した練習会で、本戦に向けてとても効果的なトレーニングが出来た。

S-1 手前の植生界とピークがAP。集団の中でも落ち着いて地図を読むことを意識していた。

2-3 道の曲がりと奥の岩を見てアタック

3-4 切るか巻くか迷うレッグだが切った。沢や傾斜で減速してしまった。北の沢がAP

6-7大きな鞍部から沢沿いに進むプラン。APを決めておらず、オーバーランしてもおかしくはなかった。

11-12西の小径も考えたが岩崖や岩が多い地帯で減速しそうだったので尾根から。

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8/26 インターハイ2018 団体戦@日光高畑

JME 2.7km ↑130m

2位以下と大差をつけ優勝できたが、個人的には1走時点で3位で繋ぐという不甲斐ない結果となってしまった。減速すべきエリアで減速せずミスしてしまったのが痛かった。

 

 

S→2 序盤で突き放し、ミスなく順調にレース展開できればそれなりの差をつけて繋げられると考え、序盤はかなり飛ばした。

2→3 鞍部までラフにコンパスを振っていたが、ずれてしまい、隣ポにもつられてしまいここで後続に追い抜かれてしまった。

3→4→5 ここでスピードを上げて走ればまだ追いつけると思いスピードを上げることを意識した。

5→6 一本東の尾根の傾斜変換がアタックポイント

6→7 先を走る選手が見え焦ってしまい、オーバーラン。アタックポイントも曖昧で、黒色しか見えていなかった。

7→10 すぐ前に走る選手に追いつきかけるも、追い抜くことはできなかった。
11→F ビジュアルで下手に減速してしまい、すぐ前の選手と数十秒差つけられてしまった。ビジュアルで失敗しまいと減速してしまう癖があるのかもしれない。

 

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8/25 インターハイ2018 個人戦@日光所野

JME 4.1km ↑215m

全体的にミスはほぼ無かったが、ihだからと慎重なナビゲーションを心掛けていたからかスピードを上げるのを怠っていた。スピードが足りなかった。去年JME優勝してから油断していて、チャレンジ精神を持てていなかった。3位以内にすら入れなかっというのは非常に悔しいし、シードとしても情けない。

この一年で自分のオリエンテーリングスタイルに自信をもって走ってきたつもりだったが、0からもう一度、チャレンジ精神をもってME優勝を狙っていきたい。


S→1手前の南にのびた大きい尾根がチェックポイント

1→2沢を右手に見ながら傾斜変換沿いに。

2→3直進気味に、植生界をたどりながら地形をしっかり見た。

3→4ランク3を辿り、小径に乗り換えるプランだったが、そのままCハッチに突っ込んでしまいここで1分ほど抜け出せずにタイムロス。
4→5慎重に直進

5→6道走り区間で十分にスピードを出せず

6→7ミスを恐れ直進せずに小径から。小径が見にくくなる箇所があり、ここでも減速してしまう。

7→8道の曲がりがチェックポイント

8→9トレランシューズだったらもっとスピード出して走れたかもしれない斜面だった。

11→Fここでもスピードが落ち、だんだんと減速してしまった。

 

そこまで難易度が高くないこのコース、もっと自信を持ってスピード感のあるオリエンテーリングがしたかった。

夏でも快適に走れるこのテレイン、3月の全日本に期待

 

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